医療法人 佐藤病院様
大正8年創設の歴史ある病院。病棟建て替えに伴う厨房移設をサポート
医療法人 佐藤病院様は大正8年に横浜市で創設され、地元から愛されてきた歴史ある病院です。地域の要請を受け2014年に新病棟、2017年に地域包括ケア病棟を開設し、高齢化社会への対応として在宅医療にも注力されています。
また糖尿病の方向けの食事勉強会なども定期的に開催しておられます。食事勉強会には当社も一部参加させていただき、病院様の指導を受けながら、病状に合わせたメニューの作成、調理のお手伝いをしています。当社にとっては1986年からご愛顧いただいている大切なお客様です。
課題
地域の要請を受け、新たな病棟建て替えに伴って旧病棟にある厨房を取り壊さねばならなくなりました。新たな病棟には厨房が設置されることになっていますが、完成までの間、食事の用意をどうすればいいのか検討の必要がありました。
ご提案内容
ご相談をいただき共同で検討の結果、工事期間中は別棟のラウンジに臨時の厨房を設置し、患者様のお食事を作ることになりました。
臨時厨房内の機材や什器の配置、導線の検討、温冷車のスペース確保など、今まで長らく佐藤病院様の厨房を預からせていただいた経験を活かし、最適なレイアウトおよび運用方法を提案いたしました。
導入効果
1年半におよぶ工事期間中、無事支障なく従来通りの患者食をご提供することができました。
臨時厨房の企画・運用の経験をもとに、新棟の厨房につきましても効果的・効率的なレイアウトをご提案し、現在は新厨房で順調に患者様・職員様の食事を提供しています。
お客様の声
個人対応のお願いにも柔軟に対応いただいています。治療の一環としての役割を、食事の面でサポートする体制ができていると思いますし、厨房と病院側の人間関係も良好です。スタッフの入れ替わりが少なく、継続して働いてくださっているため、安定した運営をされていると思います。
病院の工事期間中も、ラウンジを改装して厨房にしている中で通常通りに調理作業を行っていただき、食事を提供することができました。お互いに信頼関係ができているので、毎月行っている糖尿病教室にもレパストの管理栄養士にも協力していただいています。