被災された方々への食事サービスについて

2011年4月15日

2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災により被災された皆様方に対し、心よりお見舞いを申し上げます。

当社は日本全国で約650箇所、1日14万食の食事を提供している給食会社です。震災からの復興に対し、私どもで何かお役に立つことができないかと考えました。レパストは、「被災者の皆様に対しての食事サービス業務を請け負うこと」をご提案いたします。私どもが食事サービス業務を請け負うことで、下記のような効果が期待されます。

被災地の雇用の創出

私どもは、当業務において被災者の皆様方を雇用いたします。
大量調理のマネジメントは当社のスタッフが当社のノウハウを活用し、安全で安心な食事の提供を行います。マネージャー以外は、極力被災者の皆様方を採用いたします。そして、被災者の皆様への雇用創出に少しでも貢献したいと考えております。

当社がお役に立てること

  • 施設における作業員については、当社が被災をされている方々を対象として募集いたします。
  • 有資格者(調理師・管理栄養士・栄養士)はもとより、資格がない方にも働いていただけるようにし、少しでも多くの方々に働いていただける環境をご用意いたします。

自治体の皆様の重責過多になりすぎた仕事の軽減

被災者の皆様にとり、日々の食事の内容は大きな関心ごとの一つです。
「避難所により食事内容に格差が生じていないか?」、「食事の数は足りているのか?」、「食事の衛生状態は保たれているか?」、「食事のコストはいくらかかっているのか?」など、本来の自治体の皆様の業務以外で時間をとられているという声をよくお聞きします。

レパストが一括して食事提供業務を請け負うことで、上述のような問題は一次的に当社が対応いたしますので、自治体の皆様の業務負担を軽減いたします。

当社がお役に立てること

  • 被災者の方々の食事サービスに関する手配等、すべて当社にてご用意させていただきます。
食材料
当社子会社が「神奈川県横浜市中央卸市場本場」より運搬いたします。1日3食6,000食までの対応が可能です。状況により宮城県・栃木県からの運搬も可能です。
食器類
原則使い捨て容器となりますが各種のご用意が可能です。また、毎食「ウエットティッシュ」をご用意いたします。
従業員の雇用
被災された方、地元で働きたい方を優先に勤務していただけます。募集・面接・雇用・契約等すべて当社が行います。

被災者の方々の健康管理

避難所では偏った食事になりやすく栄養のバランスも崩れがちですが、当社は管理栄養士の指導のもと献立を作成し、栄養バランスのとれた食事をご提供することで被災者の皆様方の健康管理に貢献したいと考えております。

当社がお役に立てること

  • 当社が被災者の方々の食事サービスを代行いたします。管理栄養士の指導のもと作成した献立で、少しでも偏ることが無いよう栄養面や食事内容をバランス良く提供いたします。
  • 各自治体でのご指示により、被災された方々の健康管理のお手伝いをいたします。

温かな食事のご提供

レパストは、温かな食事をご提供いたします。また、栄養のバランスのとれた食事を提供いたします。

当社がお役に立てること

  • 緊急時のため、学校給食施設または加熱調理能力を有する場所をお借りし、朝・夕毎回温かい食事の提供が可能です。
  • 当社にて1週間ごとの日替わりメニューを作成いたします。朝食は和食を主に洋食(パン食)も可能です。夕食は和食・洋食・中華食の折衷メニューです。
  • 当社がご提供する料理は、すべて当社のグループ会社にて食材の調達をいたします。規模によっては自治体での一括保管施設(冷蔵・冷凍・常温施設)をご検討ください。
  • 学校給食を優先としているため、平日は朝食と夕食の2食のご提供となりますが、土・日・祝日の休業時には、昼食に麺類・丼物等1日3食の食事のご提供も可能です。

衛生の確保

避難所での食事は、衛生を確保することが困難な場合があります。大量調理の衛生マニュアルに準じて衛生的な食事を提供いたします。

当社がお役に立てること

  • 当社「衛生管理マニュアル」に基づき、朝食・夕食のご提供をいたします。
  • 昼食時の学校給食にも問題が発生しないよう、衛生管理、また勤務をする従業員へも衛生管理教育を実施いたします。
  • 日々の検食、従業員の検便検査、基本となる手洗いの励行等確実に実施し、安全・安心な食事サービスをご提供いたします。

避難場所間での格差是正

当社がお役に立てること

  • 他県、他自治体を含め、避難場所における格差が生じないような献立でのメニューとさせていただきます。
  • 各自治体の状況・利用可能な施設等により対応させていただきます。